面白い本があったのでその中から…さて、問題です!
中学の国語で習った『走れメロス』に、
メロスは「少しずつ沈んでゆく太陽の10倍も早く走った」
とありますが、いったいどんな速さでしょう
【解説】
太陽が東から西へ動くのは、地球が西から東へ自転しているから。
北緯37度地点は、時速1300㎞で西から東へ動いている。
メロスがそれ以上の速度で西へ走れば、太陽を追い越すこともできるはず。
すなわち、メロスから見れば、西に傾いた太陽はぐんぐん昇っていっていつか東の地平線に沈む。
太陽より10倍も速いというなら、時速1300㎞の10倍!
すると・・・ 時速1万3千㎞ = マッハ11(新幹線の44倍) ←【こたえ】
どしぇ~っ
もちろんこれは それだけ速いんだよ という比喩表現
でも、本当に走っちゃったら・・・
子どもの頃は不思議 がいっぱいだったけれど
大人になってすっかり空想するゆとりがなくなってしまったかも…
そんな大人が、子供のように純粋に
ふふ・・・っ と笑ってしまうような楽しい想像や発見のドキドキを
思い出させてくれる1冊でした
柳田理科雄さんの「空想科学読本」から引用させていただきました!
メロンパンナちゃん